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モニターを目線の高さに上げたい、デスクの奥行きを空けたい、といった理由でモニターアームを検索すると、似たような製品がずらりと並んでいて選びにくいと感じる方は多いと思います。モニターアームは大きく分けてクランプ式(デスクの端を挟んで固定)とグロメット式(天板に開けた穴に通して固定)があり、どちらで取り付けるかによって机への影響が変わります。ここでは4製品を、耐荷重・対応画面サイズ・保証・取り付け・付加機能の5項目で点数にして比較しました。
📐 今回比較した4製品のうち、耐荷重20kgまで対応するのはエレコムだけでした。
結論 — こんな人にはこの1台

ARES WING JP-HM-GDT1009BK
- 耐荷重2〜12kg
- 保証3年のメーカー保証
- 取り付け方式クランプ式・グロメット式対応
対応画面サイズは40インチまで、耐荷重は2〜12kg、保証は3年。スペックスコアは1位(取り付けの項目は天板の厚さの数値が載っておらず、4項目で採点)。

エレコム DPA-SL07BK
- 耐荷重約2〜20kg
- アーム方式ガススプリング式
- VESA規格75×75mm/100×100mm
耐荷重は20kgで4製品中最大、対応画面サイズも17〜49インチで最大。ガススプリング式でアーム一体型のケーブルホルダー付き。保証期間は確認できていません。

BONTEC GDM7501
- 耐荷重9kg
- 保証1年間のメーカー保証
- アーム方式ガススプリング式(販売ページの記載)
Amazonの掲載価格は4,299円で4製品中最安。耐荷重は9kg、対応は13〜32インチと小さめで、保証は1年。
モニターアームのメリット・デメリット
導入して満足しやすいポイントと、購入前に確認しておきたい注意点をまとめました。
メリット
- モニター台が不要になり、デスクの奥行きを広く使える
- 高さ・角度を細かく調整でき、目線に合わせやすい
- ケーブル配線をアーム沿いにまとめて隠しやすい
デメリット
- モニターの重量が耐荷重の上限に近い・超えている場合は取り付けられない
- 机の天板が薄すぎる・厚すぎるとクランプの対応範囲外になることがある
- グロメット式は天板への穴あけが前提になる
モニターアームの選び方 — 6つのポイント
購入前に確認したい点を6つにまとめました。図解の数値は、この記事の製品の公式・販売ページのスペックから作っています。
モニターの重さが耐荷重に収まるか
まず確認したいのは、モニターの重量です。耐荷重の範囲に収まっていないと固定できず、アームが下がる原因にもなります。仕様表の数値は上限なので、余裕を見て選ぶと安心です。

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対応画面サイズとVESA規格を確認
画面サイズの範囲と、モニター背面のネジ穴の間隔(VESA規格)が合わないと、そもそも取り付けられません。VESAは一般に75×75mmか100×100mmが多く、取扱説明書か背面の表示で確認できます。

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取り付け方式:クランプ式かグロメット式か
クランプ式は机の端を挟んで固定し、穴あけは不要です。グロメット式は天板に開けた穴に通して固定するため、穴あけが前提になります。賃貸ならクランプ式に対応した製品を選びます。この記事の4製品は、いずれもクランプ式・グロメット式の両方に対応と記載されています。

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アームの方式:ガススプリング式とメカニカルスプリング式
アームが動いて止まる仕組みはスプリング(ばね)です。大きく、ガスの圧力を使うガススプリング式と、金属のばねを使うメカニカルスプリング式があります。この記事の4製品では、BONTEC・エレコムがガススプリング式と記載されています。

保証期間
アームは長く使うものなので、保証の長さも見ておきます。メーカー保証の期間は製品によって大きく違います。

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付加機能(ケーブル管理・取り付けやすさ・調整)
配線をまとめる機能、ワンタッチで着脱できる取り付け、工具なしでの調整など、あると便利な機能を表にしました。

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スペックスコア一覧
→ 表は横にスクロールできます。ボタンで並べ替えられます。商品名をクリックすると詳細が開きます。 表の見出しをクリックしても並べ替えられます。
| 順位 | 商品 | 購入(価格は掲載時点) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ARES WINGJP-HM-GDT1009BKクランプ式・グロメット式対応 | 4.29 | 4 | 5 | 4 | – | 4 | |
| 2 | エレコムDPA-SL07BKガススプリング式 | 4.12 | 5 | 5 | – | 3 | 2 | |
| 3 | FLEXISPOTMA6スプリング式・クランプ式/グロメット式 | 3.90 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | |
| 4 | BONTECGDM7501ガススプリング式 | 2.30 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 |
価格は2026-10-14時点のものです。セールなどで変わるため、いまの価格は各リンク先でご確認ください。
表の「–」は、メーカー公式・販売ページに掲載がない項目です(点数にも入れていません)。
項目の説明と重み
各項目は1〜5点で採点し、重みをかけた平均を総合スコアにします。しきい値の詳しい基準は算出方法にあります。
- 耐荷重重み 30%
- 耐荷重の上限(載っている最大値)
- 対応画面サイズ重み 25%
- 対応する画面サイズの上限(平面モニターの値)
- 保証重み 15%
- メーカー保証の期間
- 取り付け重み 15%
- 取り付け(最初は1点、当てはまるごとに+1)
- 付加機能重み 15%
- 付加機能(最初は1点、載っている機能ごとに+1、上限5)
- 総合スペックスコア
- 5項目中4項目以上の点があるときだけ、点のある項目の重み平均を出します。
2〜3商品を選んで比較
比較表の「比較に追加」にチェックを入れると、ここに並べて表示します(最大3商品)。
商品ごとのポイント
ARES WING・クランプ式・グロメット式対応
ARES WING JP-HM-GDT1009BK
- 耐荷重4/5
- 対応画面サイズ5/5
- 保証4/5
- 付加機能4/5
おすすめの利用シーン大きめのモニターを検討している人向け
メリット
- 対応画面サイズは17〜40インチ
- 耐荷重は2〜12kg
- 保証は3年
注意点
- 対応画面サイズ・耐荷重とも、エレコム(17〜49インチ・20kg)には届かない
- 公式の日本語仕様ページを開けず、数値は Amazon の掲載による
エレコム・ガススプリング式
エレコム DPA-SL07BK
- 耐荷重5/5
- 対応画面サイズ5/5
- 取り付け3/5
- 付加機能2/5
おすすめの利用シーン耐荷重に余裕を持たせたい人・大型モニターを使う人向け
メリット
- 耐荷重は約2〜20kgで、4製品の中で最大
- 対応画面サイズは17〜49インチで、4製品の中で最大
- アームと一体型のケーブルホルダー付き
注意点
- 保証期間はメーカーサイト・販売ページのいずれにも記載がなく、確認できていません
- 対応する天板厚は約12〜50mmで、これより厚い天板には取り付けられません
FLEXISPOT・スプリング式・クランプ式/グロメット式
FLEXISPOT MA6
- 耐荷重4/5
- 対応画面サイズ3/5
- 保証5/5
- 取り付け4/5
- 付加機能4/5
おすすめの利用シーン曲面モニターや長期保証を重視する人向け
メリット
- 保証は5年で、4製品の中で最長
- 湾曲モニターは最大39インチまで対応
- 上下の可動範囲などが角度の数値で公開されている
注意点
- 平面モニターの対応は最大35インチ
- 耐荷重の上限は12kgで、エレコムの20kgには届かない
BONTEC・ガススプリング式
BONTEC GDM7501
- 耐荷重2/5
- 対応画面サイズ2/5
- 保証2/5
- 取り付け4/5
- 付加機能2/5
おすすめの利用シーン初めてアームを試す人向け
メリット
- Amazonの掲載価格は4製品で最安(4,299円)
- クランプ式・グロメット式の両方に対応
- アームにケーブル管理を内蔵
注意点
- 耐荷重は9kgで、4製品の中で最小
- 対応画面サイズは13〜32インチで、保証は1年
こんな人におすすめ・こんな人は他の選択肢も検討を
モニターアーム全体として、次のような人に向いています。
こんな人におすすめ
- デスクの奥行きを広く使いたい、モニター台を置きたくない人
- モニターの高さ・角度を頻繁に調整したい人
- ケーブル配線をアーム沿いにすっきりまとめたい人
他の選択肢も検討したい人
- モニターの重量が耐荷重の上限を超えている、または大きく上回っている人
- 賃貸で原状回復が必須で、穴あけを避けたい人(クランプ式対応モデルに絞る必要あり)
- すでに満足しているモニター台があり、買い替える必要性が薄い人
迷ったら、この順番で確認
VESA規格はモニター背面のネジ穴の間隔のことで、75×75mmか100×100mmがほとんどです。取扱説明書か背面の表示で確認できます。
迷ったら、この順番で確認
モニターの仕様表に載っている重量を確認し、アームの耐荷重の範囲に収まるモデルを選んでください。
対応外だとそもそも取り付けられないため、購入前に自分のモニターのVESA規格を確認してください。
できない場合はクランプ式(またはクランプ・グロメット両対応)のモデルに絞りましょう。
購入前に知っておきたい注意点と対処
1つ1つは小さな点でも、知らずに買うと後悔につながります。購入前に知っておきたい3つの注意点と、その対処法をまとめました。
使っているうちにアームが下がってくることがある
アームはスプリング(ばね)で支えているため、モニターの重さに対して保持力が足りないと下がってくることがあります。この記事の製品では BONTEC がガススプリング式と記載されています。調整のしかたは機種によって違うので、取扱説明書で確認してください。
グロメット式は天板に穴をあける必要がある
原状回復が必要な賃貸の机では避けたいポイントです。穴あけをしたくない場合は、最初からクランプ式のみ、またはクランプ・グロメット両対応のモデルを選んでおくと安心です。
VESA規格が合わないと取り付けられない
モニター背面のネジ穴の間隔(VESA規格)が製品の対応範囲と合わないと、取り付けられません。購入前に自分のモニターのVESA規格を取扱説明書や背面表示で確認しておくと避けやすくなります。
小さな注意点も、事前に知っておけば避けやすくなります。
状況別のおすすめ
初めてモニターアームを試すならBONTEC、少し大きめ・重めのモニターに乗り換える予定があるならARES WING、曲面モニターや保証を重視するならFLEXISPOT MA6、重いモニターを使う・耐荷重に余裕を持たせたいならエレコム DPA-SL07BKが候補になります。
買ったあと、最初にやること
むずかしい作業はありません。次の3ステップで、取り付け後の失敗を避けやすくなります。
天板の厚みとクランプの対応範囲を測る
取り付け前に測っておくと、届いてから取り付けられないという失敗を避けやすくなります。
可動域を確認してから配線をつなぐ
モニターを乗せる前に一度アームだけで上下左右に動かし、想定通りか確認してから配線すると、あとからのやり直しが少なくなります。
下がってきたと感じたら調整方法を確認する
アームが少し下がってきたと感じたら、取扱説明書で調整方法を確認してください。機種によって調整のしかたは違います。
スペックスコアの算出方法
各項目を1〜5点で採点し、重みをかけた平均を総合スコアにしています。メーカー公式の数値を使い、公式サイトで確認できない場合は Amazon・楽天市場・価格.com などの販売・比較ページ(型番が完全一致するもの)の値で補い、どの媒体でも確認できない項目は点数に入れず、残りの項目で平均を取ります(お手入れ・付加機能などは、記載のあるものだけを加点の対象にしています)。
| 耐荷重(重み30%) | 耐荷重の上限(載っている最大値) 14kg以上=5/12kg以上=4/10kg以上=3/8kg以上=2/8kg未満=1 |
|---|---|
| 対応画面サイズ(重み25%) | 対応する画面サイズの上限(平面モニターの値) 40インチ以上=5/36インチ以上=4/34インチ以上=3/30インチ以上=2/30インチ未満=1 |
| 保証(重み15%) | メーカー保証の期間 5年以上=5/3年以上=4/2年以上=3/1年以上=2/1年未満=1 |
| 取り付け(重み15%) | 取り付け(最初は1点、当てはまるごとに+1) ①クランプ式に対応 ②グロメット式に対応 ③対応する天板の最大厚さが60mm以上(数値が載っているものだけ) |
| 付加機能(重み15%) | 付加機能(最初は1点、載っている機能ごとに+1、上限5) ケーブル管理/クイック取り付け(ワンタッチ着脱)/工具なしで保持力を調整/湾曲モニター対応 |
まとめ
この記事では、実機の使用感ではなく公式・販売ページのスペックで比べています。モニターの重さと大きさ、机に穴をあけられるか、保証をどこまで重視するかで、見る項目を決めてから選んでください。
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更新履歴
更新履歴を見る(3件)
- 新しいテンプレートに書き直しました(スペックスコアの導入、商品詳細ページの追加)。
- 表示を改善しました(冒頭の要約、ランキングカード、比較表の並べ替えと選択比較、目次の追加)。点数・価格・リンクは変えていません。
- 文言を一部整理しました(スコアの説明文から不要な一文を削除)。点数・価格・リンクは変えていません。

