玄関に靴やコート、傘などが増えてきて収納が足りない、けれど賃貸だから壁に穴をあける工事はしたくない――という理由で突っ張りラックを検索する方は多いと思います。突っ張りラックは天井と床(または天井と壁)の間で棒を突っ張らせて固定するため、穴をあけずに設置できるのが基本的な特徴です。ただし対応する高さの範囲や耐荷重は製品によって差があり、玄関の天井高に合うかを事前に確認しておく必要があります。ここでは4製品を、対応する高さ・耐荷重・穴あけの有無を軸に比較しました。

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玄関の天井高が製品の対応範囲から外れている場合は、そもそも設置できません。購入前に天井までの実測値を測っておく必要があります。また、突っ張り棒は耐震固定ではないため、地震の際の転倒・落下が特に心配な場合や、重いコートを何着もかけたいのに耐荷重が明記されていない製品を避けたい場合は、他の収納方法も含めて検討した方が無難です。すでに下駄箱で収納が足りている場合は、追加する必要性は薄いかもしれません。

選ぶときに見るべき基準

比較にあたって、以下の3つを基準にしました。

1. 対応する高さの範囲(自分の玄関の天井高に合うか)

2. 耐荷重(何をどれだけ乗せられるか。製品によって記載がない場合もある)

3. 穴あけの有無(賃貸で原状回復の心配なく使えるか)

比較表

商品名対応する高さ・幅耐荷重穴あけ価格帯目安
平安伸銅工業 RA-11取付幅75〜120cm60〜40kg(取付位置により変動)不要(突っ張り式)〜3,600円台
山善 WJ-321RM シューズラック幅22×奥行23×高さ190〜260cm記載なし(10段シューズ収納用)不要(突っ張り式)〜8,800円台
萩原 KTR-3148(幅80)幅80cm記載なし不要(DIY・穴あけ工事不要と明記)〜10,900円台
壁面収納突っ張り棚(幅40/60/80)幅3サイズ選択可×高さ191.5〜270cm記載なし(可動棚板9枚)不要(突っ張り式)〜9,900円台

価格・仕様は変更される場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。耐荷重が「記載なし」の製品は、商品ページ上で数値が明示されていなかったものです。購入前に販売ページで最新の記載を確認してください。

商品ごとの解説

平安伸銅工業 RA-11 突っ張り棚

平安伸銅工業 RA-11:耐荷重を数値で確認したい人向け

4製品の中で唯一、耐荷重が数値(取付位置により60〜40kg)で明記されています。価格も比較的抑えられており、レビュー件数も多いため実績を確認しやすい製品です。取付幅75〜120cmという範囲のため、玄関の幅がこの範囲に収まるか確認してから検討する製品です。

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山善 WJ-321RM シューズラック

山善 WJ-321RM:靴の収納量を優先したい人向け

10段のシューズラックで、幅22×奥行23とスリムな設計です。天井高190〜260cmに対応しますが、耐荷重の明記はないため、重い靴を多く収納したい場合はレビューでの使用感を確認しておくと安心です。

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萩原 KTR-3148 突っ張りラック

萩原 KTR-3148:見た目の木目調を重視する人向け

「DIY・穴あけ・工事が不要」と明記されており、木目調の見た目でリビングの延長として玄関を見せたい人に向いています。幅40・60・80cmから選べますが、耐荷重の数値は商品ページに明記されていないため、乗せたいものの重さに不安がある場合は販売ページで確認しておくとよいでしょう。

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壁面収納突っ張り棚

壁面収納突っ張り棚(幅40/60/80):幅を玄関の広さに合わせたい人向け

幅を3サイズから選べるため、玄関の広さに合わせて調整しやすい製品です。可動棚板が9枚と収納量は多めですが、他の3製品と同様に耐荷重の数値は明記されていません。レビュー件数がまだ少ない(16件)ため、実績としては他の製品より確認材料が限られる点は留意しておくとよいでしょう。

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レビューで多かった不満と、その対処

突っ張りラック全般で見られる不満として、天井が石膏ボードや凹凸のある素材だと突っ張り部分の圧が伝わりにくく、時間が経つとゆるんでくるという声があります。定期的に締め直すことで対処できる場合が多いようです。耐荷重が明記されていない製品では、重いものを乗せてから初めて限界が分かるというケースも見られるため、購入直後に軽いものから試して様子を見るという使い方をしている人もいます。地震などで倒れないよう、上段には重いものを乗せない・可能であれば転倒防止グッズを併用するという工夫も見られました。

状況別のおすすめ

耐荷重を数値で確認してから選びたいなら平安伸銅工業 RA-11、靴の収納量を優先したいなら山善 WJ-321RM、見た目を重視してリビングの延長のように使いたいなら萩原 KTR-3148、玄関の幅に合わせて調整したいなら壁面収納突っ張り棚が候補になります。

買ったあと、最初にやること

設置前に、玄関の天井までの実測値と天井の素材(石膏ボード・コンクリートなど)を確認しておくと、突っ張りが効かないという失敗を避けやすくなります。設置後すぐに重いものを乗せず、まず軽いものから使い始めて数日様子を見ると、ゆるみに早く気づけます。数週間経ったら一度突っ張り部分を締め直すと、安定した状態を保ちやすくなります。

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