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玄関に靴やコート、傘などが増えてきて収納が足りない、けれど賃貸だから壁に穴をあける工事はしたくない――という理由で突っ張りラックを探す方は多いと思います。突っ張りラックは、壁と壁の間、または床と天井の間で突っ張らせて固定するため、穴をあけずに設置できるのが基本的な特徴です。ただし対応する寸法の範囲や耐荷重は製品によって差があるため、取り付け場所の寸法(壁と壁の幅、または床から天井の高さ)が対応範囲に入るかを事前に確認しておく必要があります。ここでは4製品を、耐荷重・調整できる範囲・収納の段数・設置のしやすさ・付加機能の5つの基準で、スペックスコアにして比較しました。
結論 — こんな人にはこの1台

平安伸銅工業 RA-11
- 取付幅75〜120cm
- タイプ壁と壁の間に渡す突っ張り棚
- 本体重量1.4kg
棚1枚の参考耐荷重は取付幅75cmで60kg・120cmで40kg(公式)。4製品で棚の耐荷重が最大。取付幅は75〜120cm。
山善 WJ-322RM(MBK)
- 耐荷重全体24kg(シューズトレイ1枚あたり2kg)
- トレイ高さ調節可、すべり止め付き
- タイプ床と天井で突っ張る12段シューズラック
12段のシューズラックで、全体耐荷重24kg(トレイ1枚あたり2kg)。幅22×奥行23cmのスリム設計で、高さ190〜260cmに対応。

萩原 KTR-3148
- 耐荷重壁板・棚板とも約2kg/1枚
- タイプ床と天井で突っ張るウォールラック
- 付属棚板2枚・フック7個
幅80×奥行21.5cm、高さ200〜265cm。棚板2枚とフック7個付き。棚板の耐荷重は約2kg/枚と小さめ。

MoonMeguri(Amazon出品者) Tension Rack 40/60/80
- 耐荷重天板30kg、可動棚板各10kg
- 棚数3(仕様欄)
- 付属ミラー・フック・パンチングボード
スペックスコアは4製品で1位。棚板1枚10kg・天板30kg、高さ191.5〜270cmに対応し、ミラー・フック・パンチングボード付き。
突っ張りラックのメリット・デメリット
導入する前に、突っ張りラックのメリットと、注意しておきたい点を整理しておきます。
メリット
- 穴をあけずに設置できるので、賃貸でも原状回復の心配なく使える
- 取り付け場所の寸法が対応範囲に入れば、工事なしで導入できる
- 幅や高さを選べる製品もあり、玄関の広さに合わせて調整しやすい
- 靴やコート、傘などの収納量を手軽に増やせる
デメリット
- 取り付け場所の寸法(壁と壁の幅、または床から天井の高さ)が製品の対応範囲から外れている場合は、設置できない
- 突っ張り式は耐震固定ではないため、地震の際の転倒・落下が心配な場合は他の収納方法も検討したい
- すでに下駄箱で収納が足りている場合は、追加する必要性は薄い
突っ張りラックの選び方 — 6つのポイント
購入前に確認したい点を6つにまとめました。図解の数値は、この記事の製品の公式・販売ページのスペックから作っています。
取り付ける場所に合うタイプを選ぶ
突っ張りラックには、壁と壁の間に渡して棚にするタイプと、床と天井の間で突っ張って縦に使うタイプがあります。この記事では平安伸銅工業 RA-11が前者、ほかの3製品が後者です。測る寸法(幅か高さか)が違うので、先に取り付けたい場所を決めましょう。

取り付けられる範囲の広さ
自分の場所の寸法がその範囲に入らなければ設置できません。範囲が広い製品ほど、いろいろな場所に合わせやすくなります。

関連するおすすめ商品MoonMeguri(Amazon出品者) Tension Rack 40/60/80(調整できる範囲 5/5)
耐荷重(棚1枚に載せられる重さ)
耐荷重は「棚1枚あたり」「全体」など表記の単位が製品ごとに違います。ここでは棚1枚あたりの値(載っている最小値)にそろえて比べました。

関連するおすすめ商品平安伸銅工業 RA-11(耐荷重 5/5)
収納の段数
靴を並べたいのか、小物を置きたいのかで、必要な棚の数は変わります。

関連するおすすめ商品山善 WJ-322RM(MBK)(収納の段数 5/5)
設置のしやすさ
賃貸で使うなら、穴あけが要らないことは前提です。そのうえで次の4点を見ます。

関連するおすすめ商品MoonMeguri(Amazon出品者) Tension Rack 40/60/80(設置のしやすさ 5/5)
付加機能
フックやミラーなど、あると便利な機能を表にしました。

関連するおすすめ商品MoonMeguri(Amazon出品者) Tension Rack 40/60/80(付加機能 4/5)
スペックスコア一覧
→ 表は横にスクロールできます。ボタンで並べ替えられます。商品名をクリックすると詳細が開きます。 表の見出しをクリックしても並べ替えられます。
| 順位 | 商品 | 購入(価格は掲載時点) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | MoonMeguri(Amazon出品者)Tension Rack 40/60/80壁面収納の突っ張り棚(幅40/60/80cm) | 3.95 | 3 | 5 | 3 | 5 | 4 | |
| 2 | 平安伸銅工業RA-11壁と壁の間に渡す突っ張り棚 | 2.95 | 5 | 2 | 1 | 3 | 2 | |
| 3 | 山善WJ-322RM(MBK)天井突っ張り式シューズラック(12段) | 2.55 | 1 | 4 | 5 | 2 | 2 | |
| 4 | 萩原KTR-3148突っ張りウォールラック(幅80cm) | 2.10 | 1 | 3 | 2 | 3 | 2 |
価格は2026-09-02時点のものです。セールなどで変わるため、いまの価格は各リンク先でご確認ください。
表の「–」は、メーカー公式・販売ページに掲載がない項目です(点数にも入れていません)。
項目の説明と重み
各項目は1〜5点で採点し、重みをかけた平均を総合スコアにします。しきい値の詳しい基準は算出方法にあります。
- 耐荷重重み 30%
- 棚1枚あたりの耐荷重(載っている最小値)
- 調整できる範囲重み 20%
- 取り付けられる範囲の幅(最大−最小。壁と壁の間の幅、または床から天井の高さ)
- 収納の段数重み 15%
- 棚・トレイの数
- 設置のしやすさ重み 20%
- 設置(最初は1点、当てはまるごとに+1)
- 付加機能重み 15%
- 付加機能(最初は1点、載っている機能ごとに+1、上限5)
- 総合スペックスコア
- 5項目中4項目以上の点があるときだけ、点のある項目の重み平均を出します。
2〜3商品を選んで比較
比較表の「比較に追加」にチェックを入れると、ここに並べて表示します(最大3商品)。
商品ごとのポイント
MoonMeguri(Amazon出品者)・壁面収納の突っ張り棚(幅40/60/80cm)
MoonMeguri(Amazon出品者) Tension Rack 40/60/80
- 耐荷重3/5
- 調整できる範囲5/5
- 収納の段数3/5
- 設置のしやすさ5/5
- 付加機能4/5
おすすめの利用シーンミラー・フック・パンチングボードでまとめて収納したい人向け
メリット
- 高さ191.5〜270cmと、4製品で最も広い範囲に対応
- 棚板1枚10kg・天板30kgの耐荷重
- ミラー・フック・パンチングボード付き
注意点
- メーカー名・型番の記載がなく、Amazon出品者の商品として販売されている
- 商品名の「可動棚板9枚」と仕様欄の棚数3が食い違う
平安伸銅工業・壁と壁の間に渡す突っ張り棚
平安伸銅工業 RA-11
- 耐荷重5/5
- 調整できる範囲2/5
- 収納の段数1/5
- 設置のしやすさ3/5
- 付加機能2/5
おすすめの利用シーン重いものを棚に置きたい人向け(壁と壁の間に渡せる場所がある場合)
メリット
- 棚1枚の参考耐荷重が4製品で最大(取付幅75cmで60kg、120cmで40kg)
- 棚が伸縮し、取り付け後でもスライドして広げられる
- 強力バネ内蔵で、ネジ・クギ・工具なしで取り付けられる
注意点
- 壁と壁の間に渡すタイプで、床と天井で縦に使うものではない
- 取付幅は75〜120cmで、範囲に入らない場所には付けられない
山善・天井突っ張り式シューズラック(12段)
山善 WJ-322RM(MBK)
- 耐荷重1/5
- 調整できる範囲4/5
- 収納の段数5/5
- 設置のしやすさ2/5
- 付加機能2/5
おすすめの利用シーン靴の収納量を優先したい人向け
メリット
- 12段のトレイで靴をたくさん置ける
- 幅22×奥行23cmのスリム設計
- トレイの高さを変えられ、すべり止め付き
注意点
- トレイ1枚の耐荷重は2kgと小さい(全体で24kg)
- 全体の耐荷重は24kgで、段数が多い分1段あたりは小さい
萩原・突っ張りウォールラック(幅80cm)
萩原 KTR-3148
- 耐荷重1/5
- 調整できる範囲3/5
- 収納の段数2/5
- 設置のしやすさ3/5
- 付加機能2/5
おすすめの利用シーン幅80cmのスリムなラックにフックも使いたい人向け
メリット
- 幅80×奥行21.5cmのスリムなサイズ
- 棚板2枚とフック7個が付く
- 棚板の位置を工具なしで変えられる
注意点
- 棚板の耐荷重は約2kg/枚と小さめ
- 組み立てが必要(販売店のカインズは2人以上での組み立てをお勧めしている)
買ったあと、最初にやること
設置前に、取り付けたい場所の寸法(壁と壁の幅、または床から天井の高さ)を実測し、製品の対応範囲に入るかを確認しておくと、設置できないという失敗を避けやすくなります。耐荷重は「棚1枚あたり」「全体」など表記の単位が製品ごとに違うため、置きたいものの重さと照らし合わせてください。一般に、設置後すぐに重いものを載せず、軽いものから使い始めて様子を見ると、ゆるみに早く気づけます。突っ張り式は耐震固定ではないため、重いものは下の段に置くのがおすすめです。
スペックスコアの算出方法
各項目を1〜5点で採点し、重みをかけた平均を総合スコアにしています。メーカー公式の数値を使い、公式サイトで確認できない場合は Amazon・楽天市場・価格.com などの販売・比較ページ(型番が完全一致するもの)の値で補い、どの媒体でも確認できない項目は点数に入れず、残りの項目で平均を取ります(お手入れ・付加機能などは、記載のあるものだけを加点の対象にしています)。
| 耐荷重(重み30%) | 棚1枚あたりの耐荷重(載っている最小値) 40kg以上=5/20以上=4/10以上=3/5以上=2/それ未満=1 |
|---|---|
| 調整できる範囲(重み20%) | 取り付けられる範囲の幅(最大−最小。壁と壁の間の幅、または床から天井の高さ) 75cm以上=5/70以上=4/65以上=3/45以上=2/それ未満=1 |
| 収納の段数(重み15%) | 棚・トレイの数 10以上=5/6以上=4/3以上=3/2以上=2/1=1 |
| 設置のしやすさ(重み20%) | 設置(最初は1点、当てはまるごとに+1) ①穴あけ不要の記載(「ネジ・クギ不要」「壁に傷がつかない」といった記載も含む) ②取り付けに工具不要の記載 ③棚板・トレイの位置を工具なしで変えられる ④一人でも設置できると記載 |
| 付加機能(重み15%) | 付加機能(最初は1点、載っている機能ごとに+1、上限5) フック付き/ミラー付き/パンチングボード付き/棚が伸縮/すべり止め付きトレイ |
まとめ
この記事では、実機の使用感ではなく公式・販売ページのスペックで比べています。取り付けたい場所(壁と壁の間か、床と天井か)と、置きたいものの重さを先に決めてから選んでください。
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更新履歴
更新履歴を見る(2件)
- 新しいテンプレートに書き直しました(スペックスコアの導入、商品詳細ページの追加)。
- 表示を改善しました(冒頭の要約、ランキングカード、比較表の並べ替えと選択比較、目次の追加)。点数・価格・リンクは変えていません。
